バーチャルジャニーズなんてくそくらえ
バーチャルアイドルなんてクソだと思った
売れないとか、批判が来るとか、そういう気持ちももちろんだけど何より
『キラキラ輝く生身のアイドル』を目指して今日まで日々努力を重ねてきた彼等に失礼だと思った
なりたいアイドル像があって、その像になるためにJrをやめずにいたのに、ある日突然「自分ではないキャラクターで」アイドルを始めようと言われた時の彼らはどんな気分だったのだろう。
彼らは彼らの身体を使って、声を、顔を使って生き抜く世界でアイドルになろうとしているのに、アイドルなのに、なんで自分に似せた訳でもないキャラクターの『声』としてしかアイドルにさせてもらえなくなっちゃうんだろう。
私たちがショックだとか、悲しい、悔しい、そんな感情どうだってよかった
彼らは今どういう気持ちでこの『ジャニーズバーチャルアイドル』を受け止めてる?
タッキーのことだから、多分金になる人材しか候補にない。そうなると今流れが来てて母数が多そうなのは「SixTONES」と「なにわ男子」
ここふたつからの抜擢だろうと思った。
バーチャルという、動きがぎこちない媒体での「アイドル」、多分ダンス特化型メンバーは選ばれない。選ばれるなら歌やトーク、演技力でHoneyWorksさんのLIP×LIPに負けを取らないレベルまで登っていけると期待をされる人。
そうなればSixTONESなら京本とジェシー、なにわなら大橋くんと誰かだなと思った(なにわ詳しくないので)
いざ蓋を開けてみたら案の定大橋くんがいた
笑顔で会見をする大橋くんを見て、なんとも言えない気持ちになった
笑顔で楽しみです、みたいな事言ってるけど、これは本心なのかな?
事務所に言わされてるだけじゃないの?
仮にも抜擢された側だから大人を前に言わざるを得ない状況に置かれてるだけで、本当はバーチャルアイドルなんてやりたくないんじゃないの?
それだけが気がかりで、笑顔で話してる会見の顔も、楽しそうな声を出す自己紹介動画も見れなかった
『自担じゃなくてよかった』
って声、Twitterで沢山見た。
確かにそう思う人も多かったのかもしれないけど私は全然そんなこと思えなくて、そんな考えよりも
『なんで大橋くんと丈くんが』
って気持ちの方が大きかった
悲しくて悔しくて、こんなにずっと頑張ってきてる彼らがなんでって、自担じゃなかったのに事務所をぶん殴ってやりたいくらい腹が立って
そこでようやく『こんなに大橋くんのこと好きだったんだ』って気づいた。
関西では大橋くんが好き、と思ってはいたもののこんなに感情が揺さぶられるほどだとは思ってなくて、
こんなことがきっかけで好きだって気付くなんてちょっと悲しかった。
絶対見てやらない。視聴数が多ければ多いほど評価されて【バーチャル】の仕事が増えてしまうなら絶対に見てやらない。
そう思ってたバーチャルアイドルも、大橋くんがいるなら話が違うってアプリダウンロードして聞いた
普通に面白かった。
丈くんのほうは時間が合わなくて聞いてないけど大橋くんのを聞く限り普通に面白くてびっくりした。
2次元通ってきたオタクだから思うことかもしれないけれど、2次元だから出るいい所と3次元のアイドルにしか出せないいい所がいい感じにマッチして、最高に面白いものになってた。
そしてなにより大橋くんの喋りがうまかった
視聴者数が多くて回線が上手く回らなくなって、第1回目の配信で10分間程私たちの反応が届かない(コメントしても送信されないなど)時間があった。
普通なら喋っても喋っても一切反応がない10分なんて地獄だし、反応がなければ話を広げるきっかけもない。
でも大橋くんはそこを本当に楽しそうな声で乗り切った。シンプルにすごいと思った。
大橋くんの声が大橋くんじゃない人から出てるのを見るのが嫌でアプリ閉じながら聞いたんだけど、ただの『大橋和也のラジオ』を聞いてるようで、楽しかった
バーチャルを受け入れられはしないけど、『男子高校生役の大橋和也のラジオドラマ』なんだと言い聞かせれば、大好きな大橋くんの声も聞けるし楽しいしでwin-winだと思って、自分で自分に暗示をかけた
結論から言うと、無理だった
え?さっき面白いし楽しかったって言ってたやん、暗示は???
そうなるよなわかる、私もSHOWROOMで聞いてた時急に背筋がヒュッッッって凍って、なんとも言えない違和感に聞けなくなっちゃったから自分でもよくわかんなかった
冷静になって考えると、
私が聞いているのは『男子高校生役の大橋和也のラジオドラマ』ではなくて『苺谷星空の配信』なんだと改めて理解しちゃったんだな、と。
いや何当たり前の事言ってんの?暗示かけたんでしょ?
って感じだろうけど、なんか少し違くて、
大橋くんがありもしない高校の放課後やテストの話をしたりしてるのを聞いて、初めは「大橋和也」としてしか見ないことで彼が作り上げた『苺谷星空』をないものとしていたから大丈夫だったんだけど
段々と見ないようにしていた『苺谷星空』があらわになって、見たくないと蓋をしたはずなのに漏れだして、
「大橋和也」として見れなくなった
違う見た目。イラストのビジュアル。語られるありもしない高校の日常。あるはずのない飛鳥くんとのお話。
大橋くんじゃない人から大橋くんの声がする
『苺谷星空』のはずなのに、『大橋和也』の声がする
見て見ぬふりをしようと、考えることを放棄しようと封じ込めていた逃れられない事実が急に飛び出してきて、聞けなくなった。
なんでこんなことになったんだろう
バーチャルがなかったら、私は自分がこんなに大橋和也という『ジャニーズアイドル』を好きだと気づくことは無かったかもしれないし、もっともっと先にならないと気づかなかったかもしれない。
でも「好きだって気づかせてくれてありがとう」なんて感情は1ミクロンも浮かんでこないし、むしろ今でもタッキーをぶん殴りに行きたい気分だ
Snow Man増員の件からずっとずっとずっと、私はタッキーを1発ぶん殴ってやりたい。
初めにも書いたけど、これはオタクが悲しむだとかHoneyWorksさんが好きな方々から批判を買うとかLIP×LIPに失礼だとか、そういった『私たちの』感情は全て意識の底に沈めこませたっていいほどにどうだっていい。
確かにせっかくの生身の自担がいきなりバーチャルですとか言われたオタクは悲しいし、ハニワガチ勢は馬鹿にすんじゃねぇよとなるし、いままで頑張ってきたLIP×LIPにも失礼だけど、そんなこちら側の私情より何より、
藤原丈一郎、大橋和也という2人の人間に対して失礼な企画だと思う
自分の損得、世間からの評価、成し遂げた功績、入る金が全てであって、あくまでタッキーや事務所にとって「ジャニーズJr」という人達は
デビュー組と違って解体も増員も簡単に出来るし未知の界隈への進出を試すことが出来る(ダメだったら捨てればいい)粗雑に扱っても構わない商品
でしかないのかと。そうとしか思えないような動きばかりだなと。
バーチャルは成功だったのかもしれない。その証拠に批判していた方も含め大多数の視聴者がいる。
話すのが上手な二人の、いわばラジオのようなSHOWROOMはとても楽しくて、面白いものになってる。
頭ごなしに否定したけど見てみたら面白くてハマった人もいるだろうし、受け入れられた人もいると思う
でも私はダメだった
面白かったし楽しかったし、なにより本心かどうかはわからなくても彼らがすごく楽しそうに配信していたから、楽しく見ていられた。
でも楽しんでるのは『大橋和也』が好きな私であって、彼が一生懸命演じながら配信してる『苺谷星空』を好きなわけではないのが申し訳なかった
キャラクター性が好きで大橋くんに沼落ちする人もいるだろうけど私はどんなに大橋くんまんまだろうと『苺谷星空』を好きになれなかった
彼に罪はないけど、【大橋和也】として生身で輝くはずだった未来を少し霞ませた人だから。
Twitterに流れてきたカオスな展開とか、面白いいちごくんとかは見るけど、多分今後一生SHOWROOMをしっかり見ることはないんだろうなと思う
受け入れられる気がしないんだ
バーチャルに抜擢されたことが悲しくて悔しくて、その感情に気づいて初めて自分が大橋くんを大好きだって気づいた人だけど、
バーチャル出の大橋担
とかは言われたくないし、ちょっと違うかなと思う。
バーチャルで大橋くんを好きになったって言うかバーチャル大反対すぎて「あれ、自担でもないのになんでこんなモヤモヤするんだ……?……大橋くんが好きなのか!!!!」って感じだからなぁ。
とりあえず、私は今でも、これからもずっとバーチャルには反対です。大橋くんが、丈くんがどれだけキラキラの笑顔で楽しそうにしてても、バーチャルへの介入が素晴らしいこととは思えないです。
入所して10年以上たってる彼らがなぜデビューも出来ず生身で戦うこともさせてもらえずバーチャルの世界に入れられなきゃいけないのか、理解できないしする気もありません。
毎日の配信も彼らにとって負荷になるに決まってる。拘束されて「アイドル」でいなきゃいけない時間が増えるんですもん。
『大橋和也』『藤原丈一郎』として、しっかり生身で戦う世界でオタクがしたい。
私が願うのはたったそれだけなんですけどねぇ。
今の時期にJr担するの向いてないんじゃねえかってくらい何一つ受け入れられてなくて辛い
ゆるゆるド新規オタクが4000字近くバーチャルへの意見を書き連ねましたがこれはまぁ一個人の意見なので、不快に思ってもスルーしてください
生身で輝く『大橋和也』が、『丈橋』が好きなので。
私は、プラチナのジェットに乗って気まぐれな奇跡に酔って、それで君を好きでいたい。