毒も喰らわば

感情に名前をつけて

史上最高のアイドル安井謙太郎くんへ贈る最後の手紙

 

拝啓、安井謙太郎くん

長いジャニーズ人生に幕を降ろす日がついに来てしまいましたね。

正直、こんな形で幕が降りるなんて4ヶ月前までは想像もしていなかったし、今もまだ悪夢なのではないかと思っています

こんなこと、Twitterで言うと「該当担じゃないくせに」って刺されちゃいそうなので、ブログにしました。

 

 

 

初めて謙ちゃんのことを知ったのはらじらー。

2017年の…いつだろう、5月くらいかな。いのひからじらーを聞いた後、いつもはすぐに音を止めてしまうのを、気分で止めずにいました。

(Jrだよね、全然詳しくないけどLove-tuneってかっこいいグループ名だなぁ)

と思って聴き始めた9時台。

 

びっくりするほど楽しくて、面白くて。

いのひからじらーは緩くて可愛くて大好きだけど、やすゆとらじらーはメリハリがあるのに飽きなくて、謙ちゃんの楽しそうな笑い声とか、幸せそうに話すメンバーのこととか、ずっと聞いてたいなぁって思うようになりました。

(安井謙太郎くん……覚えた、好きだな)

そう思ってラジオが終わってすぐYouTubeで「安井謙太郎」で検索をかけて、ガムシャラ!や少クラの、可愛くてかっこよくていつだって幸せをくれる

「アイドル安井謙太郎

を知りました。

 

私が謙ちゃんって呼ぶのは、らじらーからあなたを好きになったからだよ

 

 

少クラがBSで見れるってこと自体知らなくて、勝手に関東ローカルだと思い込んでたくらい無知だった私は、雑誌やTwitterYouTubeでしかあなたを知れなかった。

だから「該当担じゃないくせに」って言われてもしょうがないな、とは思うし、それでも。

安井謙太郎担当」を名乗れるほどしっかりとオタク出来てなかったけど、大好きだったから。

 

 

Twitterで、ガムシャラ!でのあなたの発言を知りました。

画面で見て、キラキラして、楽しそうで、なんかラクそうでっていうイメージでいいと思います。俺のなんかプライドみたいなのがあるとしたら、見せない事!それでいいです。
楽しそうでチャラチャラしてそうでラクそうで。それでいい!それが一番嬉しい、そう見られてることが!

この人は「アイドル」だ

そう感じました

 

ジャニーズであるから、そりゃあ当たり前にアイドルではあるじゃん、と思うだろうけど、そうじゃなくて。

 

つらさを見せない。努力を見せない。頑張ってます感を見せない。

それが安井謙太郎のプライドである。

 

その事実がどれほどかっこよくて、どれほど難しいことか、と震えました。

 

頑張っていることを認めて欲しい。辛いから投げ出してしまいたい。努力を褒めて欲しい。人間誰しもが抱くその感情を、彼は「アイドルであるから」と隠して、楽そうに見せることを選んだ。

 

そんなあなたが大好きになった。

 

 

あなたのことを知れる手段は少なかったし、光くんに湧き散らしていたからたまに検索して現状を追う形だったけど、少しずつあなたのことを知っていって、その都度好きになっていきました。

 

だから、YouTubeが始まった時にLove-tuneがいないのはびっくりした。

「話に乗らなかった」と新聞には書かれていたけど、彼らがこんな大々的な露出を、世界への発信を断ったりするの?って思った。

断ったんじゃなくて、そもそもやらせてもらえなかったんじゃないのかなって、ずっと思ってる。

常に貪欲で、新しいことにチャレンジし続けて、たくさんの幸せをくれるあなた達が自らチャンスを投げ捨てるようなこと絶対ありえない、って思った。

Love-tuneYouTubeやってたら毎週今以上にすごく楽しかったんだろうなぁ

 

 

デジチケ初導入のたまアリ事件、覚えてますか?覚えてますよね。

あの時まだJrに全く興味がなかった私にもたくさん情報が入ってくるくらい大混乱でした。

会場に入れない、入った先での座席被り、1時間以上の遅延……。

たくさんの事故が重なってお客さんも精神的にも身体的にも大変で、なんとか整理して開始するまでかかった時間は1時間と少し。

その間の時間をひたすら楽しく喋り続けてくれたのはあなたでしたね。

謙ちゃんを中心にみんなで、突然出来てしまった空白の時間を台本も筋書きもない状態でひたすら喋り続けて繋げてくれたのは伝説です。

(スノトラなにわのたまアリでデジチケ事件が起きてしまわないかが少しだけ心配です。MCの申し子謙ちゃんがいないし、もし起こってしまったらどうしよう)

 

 

前にラジオで

現場で祝っていただけるのが嬉しいです!ボク、1年に一回だけ、誕生日に自分の名前を検索するんです!あったかいメッセージ、届いてますからね!…普段は怖くて検索できないの!

って言ってましたね

確かにあなたを否定し暴言を吐く人は少なくなかった。

悲しいことに、私が初めて「安井謙太郎」と打ち込んだ日に予測変換に出てきたのは「カスジュ」の文字だった。

あんなに可愛くて実力もあって優しさの塊の素晴らしい人が、なんでこんなこと言われてるんだろう

って思っておして見てみたら、私の知らない世界であなたが沢山悪く言われていて、こんなもの見ないで欲しいと思った。

だから、アイドルとしての嘘かもしれないけど、「エゴサしてないよ」という言葉が聞けて安心した。誕生日に溢れる暖かい言葉しか目に入ってないんだって。

 

謙ちゃん、誕生日しかエゴサしないというあなただけど、今日、3/31から4/1に日付が変わってしまう時に、1度でいいから安井謙太郎って調べて見て欲しい。

あなたが作ってきた「夢」を見ていた、あなたのことが大好きだったあなたのファンが

「ジャニーズ」である最後の日の最後の瞬間にあなたに愛を叫ぶ場に、きっと使われるから。

謙ちゃんが大好きだよ、大好きだったよ、いつかまたあなたのことをこの目で見られる日が来ると信じています、そんな言葉が並ぶ画面になると思うから。

 

 

謙ちゃんのことゆるゆると好きだなぁって思っていた私でも、「いつかLove-tuneの作るコンサートに行きたい」って思ってた。

彼らが作り出す夢の景色を見てみたい

アイドルっぽく可愛く踊るLove-tune

アーティストさながらのバンドで音を作るLove-tune

幸せそうな顔で客席を見渡すLove-tune

見たいって思った。

残念ながらそれは叶わなかったけど、またいつか、別の形で!あなたが作りたかった景色を私たちに見せてくれたら嬉しいです。

 

まだ銀テープを降らせられなかった頃のコンサートで、銀テが発射されるであろうタイミングに合わせて「パーンパーンっ!!」って自分で銀テ発射の真似して、「いつか本物の銀テープ降らせるから!」って笑った謙ちゃん。

3年後に本当にグループ名入りの銀テ降らせて、『銀テープ、おまたせ!』って笑ってくれたんだったね。

現場に入った訳でもないのにレポみた時泣いちゃった。なんて優しくて温かい人なんだろうって。

3年。3年も前のファンとの約束、覚えてるんだ。すごいアイドルだこの人。

って思ったんだ。

 

 

だめだな、あと2時間で日付変わっちゃう時に書いてるから、動悸と焦りと悲しさで文がグダグダだ

 

 

今日、夢に謙ちゃんがでてきたよ

最後のらじらーが終わったあと、日付が変わる少し前くらいの時間にもう一本謙ちゃんのラジオがあって、それを聞いた夢だった。

最後の締めの言葉で、

『じゃあまぁとりあえず、これで終わってしまうんですけれども…僕はまだ終わる気は無いので!これからが第2の人生ですよ!門出!ははは!次会うのは横アリでね!!』

って言って終わったんだ。

泣いて目が覚めたよ。あなたなら「どんだけだよwww」って笑ってくれるのかな。

あんまり夢を見ない私が、あなたの最後の仕事を聞き遂げた後に見た夢がこれだったよ。

夢だったけど、また次に会うのは横アリでね!って言ってくれたのが嬉しくて、泣きながら目が覚めて、涙を拭いながら携帯を開いたら、世界が回ってたの。

 

さなぴーと顕嵐ちゃんのイベントの配信中にながつと美勇人くんがサプライズ登場してた。

ながつはすごく上手なイラストを見せてくれて、美勇人くんは外国行った時とかに撮った写真見せてくれて、その場でインスタを開設してくれたんだよ。

その後配信終了後にはモロも登場して、テレビ電話越しに萩ちゃんも一緒にイベントに参加したんだ。

あなたが「ジャニーズ」を終える日に、新たな場所で芸能活動を続けるよって、6人が目に見える形にして教えてくれたんだ。

すごく嬉しくて、拭ったはずの涙が止まらなかった。

元気だった、少し痩せたかな。でも1年見ない間に大人っぽくなってた。そんな感想を抱けることもありがたかった。

あ、それと。美勇人くんのインスタのアイコンの絵が、昔雑誌に載ってた謙ちゃんが描いたラブの似顔絵で描かれた美勇人くんに似てたんだけどもしかして謙ちゃんが描いたのかな?

事務所やめても、やめてなくても、一緒に遊んだりご飯行ったりしてるんだろうなって思うだけで「やっぱりらぶは最強だな」って思うよ

 

こんなのオタクの戯言だから、勝手に期待するのもあれかもしれないけど、

またLove-tune7人揃って活動して欲しいなぁ

って思ってしまいます。

あなた達は、あなたは、最強だった。

噂だからどこまでが正しいかわからない。でも報じられた噂のひとつには、あなたの社長への反抗がきっかけで一年近く露出させてもらえず円満を謳った退所になったと言われていました。

そんなあなたが、Love-tuneの真ん中にいたあなたが、1番最後に事務所を辞める。

全てを背負ったみたいだなと思った。

 

 

 

謙ちゃん、お疲れ様でした。

私はあなたが大好きだった。

すごく優しいところも、背が少し低くてそれをちょっと気にしてるところも、歌声が高くて可愛いところも、何かと振り回されるところも、かっこいい曲になると途端に表情が一変するところも。

全部あげたらキリがないけど、「アイドル」として生きる安井謙太郎が大好きだった。

辛いことも沢山あったでしょう

やめたいって思ったことも、多分ゼロではないよね。

それでもステージで輝き続けてくれてありがとう。

好きになるきっかけをくれてありがとう。

 

いつかまた、キラキラ輝くあなたを見たい。

7人で集まって笑ってる姿が見たい。

いつか叶うといいなぁ。謙ちゃんがもう芸能界なんて懲り懲りだ!って言うならしょうがないけど、多分ステージに立つのが大好きな人だと思うから、ほんの少しだけ期待して待ってます。

(ニートニートニートは上映期間に間に合わず見れなかったので、とりあえずレンタルは必ずします。財布と相談して買いたいけど受験生だからなぁ)

 

史上最高のアイドル安井謙太郎へ、愛をこめて。

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敬具